ACCESS子会社「CROS」で情報流出―BIツール経由でメール送信の鍵も窃取
顧客ID15万5,280件に加え、カード情報も流出。盗まれたメール送信用の鍵が、別の宛先への不正送信に使われました。
一次発表日:2026-10-15 / 公開: / 更新: / 最終確認:
Codingholic 編集部 · 約2分
ACCESSは10月15日、台湾子会社のEC事業者向け業務支援サービス「CROS」で個人情報の流出が判明したと発表しました。16日に国内で報じられた事案で、顧客ID15万5,280件と受注ID23万1,998件が対象です。これらは異なる単位で、合計して被害人数とはできません。
同社によると、侵入口は特定の取引先1社向けのBI(業務データの分析)ツールでした。9月11日に不正アクセスの徴候を検知し、サーバーを停止・隔離しています。アプリケーションを通じた侵害と判断していますが、具体的な脆弱性は公表していません。
カード情報は1,305アカウント分が流出し、うち4件ではセキュリティコードも含まれます。加えて、盗まれたメール送信サービスの鍵で1万1,441件の不正メールが送信されました。送信先には、今回流出した個人情報ではなく、侵入者が別に用意したリストが使われたと同社は説明しています。
メール送信の認証情報は無効化・更新済みです。CROS全体も一時停止後に復旧しましたが、決済サービスの秘密鍵更新は一部作業中としています。顧客情報の通知は取引先事業者が行い、決済未完了のカード情報を保持しないよう改修する予定です。
出典と編集について
ACCESS:連結子会社における不正アクセスの発生及び個人情報漏洩に関するお知らせ(10月15日) ↗本記事は公表資料に基づく速報です。判明した範囲を記載しており、続報で内容が変わる場合があります。