AI EngineのCVE-2026-110732はHigh―MCPのOAuth承認を悪用、3.8.7へ更新
CVSS 7.5。3.8.6以前のMCPクライアント登録と同意画面が対象で、管理者が攻撃者のクライアントを承認すると、管理者権限のMCPトークンを取得される可能性があります。
CVEレコード公開日(開示記録は10月29日UTC):2026-10-30 / 公開: / 更新: / 最終確認:
Codingholic 編集部 · 約2分
2026年10月30日、WordPressのAI Engineに関するCVE-2026-110732が公開されました。Wordfenceの評価はHigh(高)、CVSS v3.1は7.5です。影響版は3.8.6以前で、CVEが参照する修正版は3.8.7。公式変更履歴は10月23日付で、今回のCVE公開より前に提供されています。
MCPのOAuthクライアント登録が未認証で受け付けられ、攻撃者が自分の転送先を指定したクライアントを作れることが起点です。ただし、それだけで管理者権限を得るわけではありません。管理者が同意画面でそのクライアントを承認することが必要です。
同意画面には外部サイトからのフレーム表示を防ぐ制御も不足し、クリックジャッキングで承認へ誘導できると説明されています。取得される管理者にひもづくMCPトークンは、ユーザー作成や設定更新などに使われる可能性があります。
3.8.7の変更履歴には、MCP同意画面のフレーム表示禁止、転送先の表示、ClaudeやChatGPTを名乗るアプリへの警告が記載されています。対象環境は更新し、接続済みアプリに不審な承認がないかも確認します。確認したCVE情報には実悪用の記載はありません。
出典と編集について
Wordfence / CVE Program:CVE-2026-110732 ↗本記事は公表資料に基づく速報です。判明した範囲を記載しており、続報で内容が変わる場合があります。