Chrome拡張319本が検索を転送―Socketが「Searchjacked」を報告
追加の権限要求や実行コードがなくても、既定の検索先は変えられます。検索語が事業者の中継サーバーを通る点が問題です。
Socketの調査公表日:2026-10-29 / 公開: / 更新: / 最終確認:
Codingholic 編集部 · 約2分
Socketは2026年10月29日、Chrome拡張機能で既定の検索先を変更し、検索を中継サーバーへ送る「Searchjacked」の調査を公表しました。対象は319本、報告上の利用規模は約1,340万です。約10年にわたる集計で、現在同時に利用する実人数や、今回新たに被害を受けた人数ではありません。
拡張はPDF変換や安全な検索などをうたい、広告からインストールへ誘導します。多くはChromeウェブストアに存在しても検索結果には出ない限定公開です。解析例には、検索設定を書き換える定義と画像だけで動き、追加の権限やバックグラウンド処理を要求しないものもありました。
検索語は運営者側のサーバーを経由し、YahooやBingの広告収益につながる識別子を付けて転送されます。転送先はサーバー側で変更でき、拡張の更新がなくても変わります。研究者はフィッシングなどへの転用を懸念していますが、全拡張でその被害を確認したという報告ではありません。
当社では、利用者と端末管理者が不要な拡張を削除し、既定の検索エンジンが意図したものか確認することを勧めます。インストール時の権限一覧だけで安全と判断せず、Socketの公開一覧と拡張IDを照合し、業務端末で許可する拡張を絞ることが点検の入口です。
出典と編集について
Socket:Searchjacked: Hidden Browser Extensions Hijack Searches for 13 Million Users ↗本記事は公表資料に基づく速報です。判明した範囲を記載しており、続報で内容が変わる場合があります。