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セキュリティニュース速報メーカーのリリース履歴とCVE登録機関の一次情報

SEPPmail CVE-2026-114424・114425はCritical―メール処理のコマンド実行とファイル操作を修正

Secure Email Gatewayの15.1.1未満が対象。メッセージ由来の置換値を扱うルールとLarge File Transferで成立条件が異なります。

修正版公開日(CVE公表は11月4日UTC):2026-11-03 / 公開: / 更新: / 最終確認:
Codingholic 編集部 · 約2分

SEPPmailは2026年11月3日、Secure Email Gatewayの修正版15.1.1を公開しました。翌4日に公表されたCVE-2026-114424とCVE-2026-114425は、ともにCVE登録機関NCSC.chのCVSS v4.0で9.2、Critical。15.1.1未満が対象です。

CVE-2026-114424は送信者・受信者の置換値をPerlとして評価してしまう不備です。外部メールの内容から置換値を作るルールが有効で、その検索条件にメールが一致すると、認証していない送信者でも処理ワーカー上でOSコマンドを実行させるおそれがあります。検証環境ではワーカーがroot権限で動作していました。

CVE-2026-114425はLarge File Transfer(LFT)の添付メタデータに含まれるパスを信頼する問題です。LFTが有効で、受信メールが該当の処理経路を通る場合、ワーカーからアクセスできる通常ファイルの読み出し・移動・削除が可能になります。前者とは入口が異なり、どちらも製品を使っているだけで必ず成立するわけではありません。

15.1.1では置換値の評価を強化し、ファイルアクセス前に添付メタデータを検証します。利用版を確認して更新するとともに、メッセージ由来の値を使うルールとLFTの有効状態を確認してください。公式の技術情報は検証結果を示しており、実際の攻撃被害が確認されたという記載とは区別する必要があります。

出典と編集について

SEPPmail:SEPPmail 15.1.1:2026年11月3日の修正履歴 ↗

NCSC.ch:CVE-2026-114424の成立条件と評価 ↗

NCSC.ch:CVE-2026-114425の成立条件と評価 ↗

本記事は公表資料に基づく速報です。判明した範囲を記載しており、続報で内容が変わる場合があります。