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セキュリティニュース速報提供元の公式発表

Cisco Secure Clientに権限昇格の脆弱性―macOS・Linuxではroot取得のおそれ

端末の状態を確認するモジュールの入力検証に不備。ローカル利用者による悪用が条件で、5.1.20.333への更新が必要です。

脆弱性の公表日(日本時間):2026-10-22 / 公開: / 更新: / 最終確認:
Codingholic 編集部 · 約2分

Ciscoは2026年10月21日16時(GMT、日本時間22日1時)、Secure ClientのSecure Firewall Postureモジュールにある脆弱性CVE-2026-76462を公表しました。Windows、macOS、Linuxが対象で、修正版は5.1.20.333です。

原因は、端末内のプログラム同士がやり取りするプロセス間通信(IPC)の入力検証不足です。端末にログインできる低権限の攻撃者が、細工したメッセージをローカルソケットへ送ると、SYSTEMまたはroot権限で限定的なファイル書き込みが可能になります。

Ciscoによると、macOSとLinuxでは完全なroot権限の取得にもつながります。CVSS基本値は5.5ですが、この影響を踏まえて同社の重大度は「High」としています。Windowsで同じ範囲の権限取得ができるとは説明しておらず、OSごとの影響を分けて確認する必要があります。

公表時点でCiscoは悪用を把握しておらず、回避策も示していません。管理者は対象モジュールの利用とバージョンを確認し、修正版へ更新してください。攻撃には端末上の利用者権限が必要で、外部から認証なしで侵入できる脆弱性という発表ではありません。

出典と編集について

Cisco:Cisco Secure Client Secure Firewall Posture Module Privilege Escalation Vulnerability ↗

本記事は公表資料に基づく速報です。判明した範囲を記載しており、続報で内容が変わる場合があります。