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セキュリティニュース速報提供元の公式発表

DrupalのSimple OAuthに認可不備―別ユーザーの権限がキャッシュ経由で混入

同じスコープを持つトークン間で権限情報が再利用され、管理権限を得る可能性があります。攻撃者だけでは条件を成立させられない点も公表されています。

Drupalの公表日:2026-10-21 / 公開: / 更新: / 最終確認:
Codingholic 編集部 · 約2分

Drupalは2026年10月21日、Simple OAuth (OAuth2) & OpenID Connectの脆弱性CVE-2026-114542を公表しました。影響範囲は6.1.0以上6.1.3未満です。利用者が本来持たない権限を得る可能性があり、修正版6.1.3への更新を案内しています。

このモジュールは、アクセストークンを使ったDrupalへのアクセス制御などを提供します。6.1.0以降では、トークンの権限を保存するキャッシュが、同じスコープを持つ別ユーザーのトークンにも再利用される場合がありました。スコープはトークンに許可された操作の範囲で、同じ範囲でも利用者自身の権限は同一とは限りません。

攻撃者にはOAuth2トークンが必要で、先に、より強い権限を持つ利用者の同じスコープのトークンが使われていることも条件です。成立すると管理権限を含む権限を得る可能性がありますが、攻撃者だけで問題を起こせるとはされていません。DrupalのUser 1は、security.enable_super_userをfalseにした場合を除き影響しないと説明されています。

該当するモジュールを運用している管理者は、6.1.3以降への更新を確認してください。これはパスワードの推測やトークンの偽造に関する発表ではなく、認証後に参照する権限情報の扱いが原因です。公式告知には実被害の件数や悪用の確認は記載されていません。

出典と編集について

Drupal Security Team:Simple OAuth (OAuth2) & OpenID Connect - Moderately critical - Access bypass - SA-CONTRIB-2026-242 ↗

Simple OAuth 6.1.3 リリース情報 ↗

本記事は公表資料に基づく速報です。判明した範囲を記載しており、続報で内容が変わる場合があります。