Lazarus、韓国の金融セキュリティソフトを侵入に悪用―少なくとも3組織に影響
KasperskyがFlashHoleを解析。偽の履歴書サイトなどへの誘導を推定していますが、ソフトを悪用した具体的方法は未解明です。
調査報告の公表日:2026-10-21 / 公開: / 更新: / 最終確認:
Codingholic 編集部 · 約2分
Kasperskyは2026年10月21日、Lazarusによる攻撃「Operation FlashHole」の解析を公表しました。韓国のソフトウェア、建設、有線通信機器製造の少なくとも3組織への影響を確認しています。同社が対応したのは2026年1月で、活動の痕跡は2025年7月までさかのぼります。
侵入には、韓国の銀行や行政サイトで使う金融セキュリティソフト「CrossWeb EX」が悪用されました。同社は、このソフトから正規のWindowsプログラムが起動され、メモリー上で不正なコードを実行する流れを確認しています。ただし、CrossWeb EXをどのように悪用したかは未解明です。
入口については、標的に合わせた履歴書や内装デザインの偽サイトへメールで誘導した可能性が高いと評価しています。サイト内の写真や内容にはAI生成を疑う特徴がありましたが、AIの利用を直接確認したものではありません。
攻撃側はメモリー内で複数の不正プログラムを動かし、端末内に残るファイルを少なくしていました。今回の報告は過去の侵入手法の解析であり、10月21日に3組織が一斉に被害を受けたという発表ではありません。
出典と編集について
Kaspersky:Operation FlashHole: Lazarus breaks security, defies control ↗本記事は公表資料に基づく速報です。判明した範囲を記載しており、続報で内容が変わる場合があります。