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セキュリティニュース速報公式修正PRとリリース・CVE掲載情報

llama.cppのRPC受信処理にメモリ破壊の問題―b11865で修正

対象はRDMAを使うRPC通信の処理。修正は10月24日に公開済みで、28日にCVE情報が掲載されました。

公式修正版の公開日(CVE掲載は28日):2026-10-24 / 公開: / 更新: / 最終確認:
Codingholic 編集部 · 約2分

AIモデルの推論に使われるllama.cppで、RPC通信の受信処理にスタック領域を破壊する問題が確認されています。公式修正は2026年10月24日のb11865に収録。28日にCVE-2026-118375として脆弱性データベースへ掲載されました。28日に初めて修正された問題ではありません。

原因は、RDMAという高速通信方式の受信処理で、届いたデータが受け取り先の領域に収まるか確認せずコピーしていたことです。公式PRでは、コマンドを受け取る小さな領域への書き込みでスタックの境界を越える現象を再現しています。修正後は長さを検査し、不正な受信を拒否します。

データベースは影響範囲をb8841以降、b11865未満とし、認証されていない接続元からサーバー停止やコード実行につながる可能性を説明しています。ただし掲載情報はGitHub未レビューで、今回確認した公式PRはメモリ破壊の再現と修正を示すものです。実環境での悪用は確認資料に記載されていません。

管理者はllama.cppの利用だけで一律に判断せず、RPCサーバーとRDMAの利用有無、接続できる端末、導入版を確認してください。該当する環境はb11865以降の修正を含む版へ更新します。通常のローカル推論だけを使う環境まで、同じ攻撃条件が成立するとは扱えません。

出典と編集について

ggml-org / llama.cpp:rpc : add bounds check in rdma_recv(PR #30399) ↗

公式リリース:b11865 ↗

GitHub Advisory Database:CVE-2026-118375(未レビュー) ↗

本記事は公表資料に基づく速報です。判明した範囲を記載しており、続報で内容が変わる場合があります。