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セキュリティニュース速報CVE公表・開発元の修正記録

AIメモリー基盤mem0のSQL注入を公表―Databricks連携の旧版が対象

保存するメモリーの内容などがSQLの一部として解釈される問題です。修正版1.0.8は3月に公開済みで、今回の新情報はCVEとしての公表です。

CVE情報の公表日(修正は3月):2026-10-22 / 公開: / 更新: / 最終確認:
Codingholic 編集部 · 約2分

AIアプリの記憶を管理するmem0について、2026年10月22日にSQLインジェクションの脆弱性CVE-2026-115324が公表されました。Databricksを保存先として使う連携処理が対象です。修正版1.0.8は3月26日に公開済みで、10月に新たな修正が出たという告知ではありません。

CVE情報では0.1.117から1.0.8未満が対象とされています。保存するメモリー本文やメタデータなどを攻撃者が操作できると、その値がSQLの構文として扱われ、接続先のDatabricks SQL warehouseで意図しないSQLを実行されるおそれがあります。mem0を利用するすべての構成ではなく、この保存先を選んだ環境の問題です。

開発元の修正記録によると、挿入・更新・削除の処理が外部から渡された値を文字列としてSQLへ組み込んでいました。修正では値をSQL文から分離して渡す方式に変更し、列名として使う入力にも検証を追加しています。AIが保存する内容でも、データベースに渡す段階で通常の入力対策が必要になる事例です。

確認するのはmem0の実際の稼働バージョンと、Databricks連携を使用しているかどうかです。対象環境は1.0.8以降へ更新します。今回参照した告知と修正記録には、実際の利用者データ流出や攻撃被害の報告はなく、影響が起きたと断定できる材料は示されていません。

出典と編集について

mem0開発元 / GitHub Advisory Database:mem0:Databricks vector storeのSQLインジェクション修正 ↗

CVE-2026-115324(10月22日公表・GitHub未レビュー) ↗

mem0 v1.0.8リリース情報(3月26日) ↗

本記事は公表資料に基づく速報です。判明した範囲を記載しており、続報で内容が変わる場合があります。