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セキュリティニュース経緯まとめGoogle・Mozilla・eMudhraの公式発表

eMudhra証明書問題の経緯|Chrome・Firefoxの遮断とサイト側の対応

10月26日のeMudhraの原因説明と無償交換支援を追記。Chrome・Firefoxの保護、G3ルートの信頼解除予定、サイト側の証明書交換を時系列で確認できます。

収録した公式発表日:2026-10-26 / 公開: / 更新: / 最終確認:
Codingholic 編集部 · 約4分

最終確認 2026-10-27

ブラウザー側で遮断・一部サイトは証明書交換が必要

Googleは10月20日、eMudhraの中間認証局証明書に関連する鍵生成の問題を公表しました。乱数の不十分な鍵により、未対策の環境ではサイトになりすます証明書を偽造されるおそれがあります。

前報からわかったこと

eMudhraは10月26日、スクリプトエラーで弱い鍵を持つCAを発行したと説明し、対象のG3顧客などを無償の代替証明書へ移行中としました。22日にはSectigo証明書の代替提供も案内しています。

利用者・担当者が確認したいこと

自社サイトの証明書は交換が必要?

Googleの案内はemSign ECC Root CA - G3につながる証明書が対象です。管理者は配信中の証明書チェーンを確認し、対象なら別の信頼される証明書へ交換します。「eMudhra製」という名前だけで全証明書を対象と判断しません。

根拠となる公式情報 ↗

代替証明書はどこに依頼する?

eMudhraはSectigo証明書の代替提供を案内しています。CertiNext利用者はアカウントから申請し、それ以外は公式サポートへ連絡します。26日の追記では無償での移行を進めていると説明しています。交換後の配信確認まで済ませることが、運用上の確認事項です。

根拠となる公式情報 ↗

証明書の失効とブラウザーの信頼解除は同じ?

中間CAの失効と、ルート証明書への信頼解除は別の対応です。ブラウザー側の保護が進んでも、対象チェーンを使うサイトの証明書交換は必要です。27日午前PDTの配信予定を、国内で27日になっただけで完了とは判断できません。

根拠となる公式情報 ↗

これまでの経緯

公式発表の公表日順(古い順)に掲載しています。当社記事がない報告は公式発表へ直接リンクしています。

  1. Mozillaが更新を案内

    17日に配信した遮断リストをFirefox 158.0.1にも収録。ポリシーなどで配信を受け取れない環境を補います。

    Firefox、侵害された中間証明書を遮断―158.0.1で更新の届かない環境にも対応 →当社記事公開:2026-10-21 · 公式発表 ↗
  2. Googleが対応と信頼解除予定を公表

    Chrome・Androidの対処と、対象ルート証明書につながるサイトへの切り替え要請を説明しました。同日発表の前後関係は確定していません。

    Google、秘密鍵が推測可能な認証局証明書を遮断―対象サイトはTLS証明書の交換を →当社記事公開:2026-10-22 · 公式発表 ↗
  3. eMudhraが代替証明書を案内

    Sectigo証明書を代替として提供。CertiNext利用者はアカウントから、それ以外の利用者は公式サポートへ申請するよう案内しました。

    公式発表 ↗
  4. 原因説明と無償の移行支援を追記

    スクリプトエラーによる弱い鍵のCA発行を認め、代替証明書への移行を進めていると説明。CCADBを通じた詳細な原因報告と独立専門家のレビューは今後実施するとしています。

    公式発表 ↗

企業・サービスへの影響と対応

各社が公表した対応を、公表・更新日の古い順に掲載しています。停止や更新対応と、侵害被害の確認は区別しています。

  • Mozilla / Firefox遮断リストを更新版に収録

    自動配信を受け取れない端末も保護 ↗

    公表日: / 確認日:2026-10-27

    RemoteSettingsが無効な組織や配信を遮るネットワーク環境でも対策できるよう、Firefox 158.0.1に遮断リストを含めています。

  • Google / Chrome・Android遮断と証明書切り替えを案内

    対象サイトは信頼解除前に証明書交換が必要 ↗

    公表日: / 確認日:2026-10-27

    emSign ECC Root CA - G3の削除は10月27日午前(米国太平洋夏時間)に配信予定。対象につながる証明書は別の信頼される証明書へ交換するよう求めています。AndroidにはGoogle Play開発者サービス経由で対策を配信しています。

確認できていないこと

根本原因の詳細報告と独立専門家によるレビューは、26日の説明では今後の予定です。GoogleのG3ルート削除も27日午前(米国太平洋夏時間)の配信予定として扱い、完了は確認していません。eMudhraの証明書すべてが影響対象という意味ではありません。

出典と編集について

Google:Chrome・AndroidのeMudhra証明書への対応 ↗

Mozilla:Firefox 158.0.1セキュリティ勧告 ↗

eMudhra:証明書交換支援と原因説明(10月26日更新) ↗

本記事は公式発表と当媒体の過去記事を整理した経緯まとめです。公表日と当社記事の公開日を区別し、確認時点を明記しています。